平成23年のてんぐさについて
本年も5月1日に口開けとなりました。しかし主採取品のマクサに限っては、草丈が短く、雑草の付着が多くて昨年と同様不作年か?とおもわれます。
本来あるべき場所に生育しておらず、意外な場所に特上品が在ったりと私のてんぐさ漁経験(たかだか20数年ですが)に無いことが、近年多々あります。
にいじま漁協は新島 若郷 式根島の3地区の合併で出来たもので、てんぐさ漁業権は北は鵜渡根島〜南は式根島と広範にわたりますが、北部での特にアラメの生育がよくありません。すべては潮の流れに起因すると思うのですが、解明されておりません。
昨年、10年に一度の不作年と書きましたが、水揚げ及び単価とも前年を上回りました。
草丈が短いものは見た目は良くないですが、品質は優れており、また雑草の付着は澄んだ潮が入ってくれれば解決できるので、気長に「良質なてんぐさ」を求めます。
高値取引?
今月に入り、ところてん業者様から業者間取引をしたい旨の連絡を何件か頂きました。当店では現在、業務拡張する余裕がないので丁重にお断りしたのですが、どうも市場ではてんぐさが少ないようです。先月の静岡及び今月の東京都の入札共に高値相場だったみたいで、当地のてんぐさ漁師はやる気満々です。が
てんぐさは今のところ不作です。
平成22年のてんぐさについて
お知らせ
お客様の「天草ってかさばって保管場所に困る」の声から、今年から販売している全ての天草を約1トンの力で圧縮しております。元々当漁協では入札天草は30kを一単位として2トンの圧力をかけております。
従来品と比べると小さく見えますが、中身はおなじです。
体積が2分の1位になります
本年も5月1日に口開けとなりました。
しかし、不純物の付着が多く私としては10年に一度の不作年です。澄んだ潮が入ってくれれば一晩できれいになるのですが、これも大自然なのでしょう。
腱板断裂?
私事ですが5月1日〜5日の連続潜水作業により肩に筋肉痛を生じました。まあ、毎度のことで軽い減圧症(潜水病)だろうと思っていたのですが、突然腕が上がらなくなりました。
新島の病院を受診したところ、肩の腱板が断裂している可能性があると言われました。ここにはMRIの設備が無いので都内の総合病院での検査を薦められました。
仕事はしばらく休みで、場合によったら手術か?と天草の不作と一緒で自分の体も不作なのかとおもったりしていますが、先ずは治療に専念します。
6月12日・仕事に復帰しました。
東京お茶の水の大学病院を受診したのですがレントゲンとMRI検査から頚椎症と診断されました。(肩には異常が無く、頚椎の5番目と6番目の間が神経に関係しているようです)症状が比較的軽いので手術はしないで様子を見ましょうとのことなので自分としたら、もう治ったつもりです。
リハビリを兼ねててんぐさ潜りをしたのですが、片腕が不自由って言うのは・・・?
まあ仕事が出来るだけでもよしとしなければ、とおもいました。
【人生健康一番】
H22年まとめ
5月〜7月までは当漁協では例年並みの収穫量だったのですが、8月以降高水温のため一種磯焼け傾向がみられ収穫量が減少しました。磯焼けで来年のてんぐさ収穫を心配したのですが12月21日現在、新島の磯は見事に回復しております。この模様は近日中に水中写真でHPに載せるつもりです。
単価についてですが、新島産てんぐさは昨年比20パーセント高でした。
全国的にも高め取引で今年を終えた模様です。
平成21年のてんぐさについて
本年のてんぐさ解禁日・5月1日は多少の波浪があったのですが実行されました。
昨年から今年にかけて10代1名、20代1名、30代2名 合わせて4名の新人てんぐさ漁師がデビューしました。新島漁協としても彼らに期待するところは大きく、代々続いている新島の天草漁を受け継いでくれることでしょう。
てんぐさの作柄ですが、草丈は平年並みですが葉が素直に広がって雑草が付着していない優良品が多くあり、私もかなりの量を採取しました。
しかしアラメ(太いてんぐさ)の生育がいまいちで5月22日現在収穫量ゼロです。入梅前にはある程度の量を確保したいと思っています。
五月晴れ・・・とはいうけれど、この時期天日干し仕上げに7日間要しますが、晴れがそんなに続くことは無く天気予報と相談して雨が予想される前日には倉庫に取り込みます。
1週間前の天草はすでに3回、倉庫の出し入れをしています。明日(5月28日)からの雨続き予報に、仕上げ途中の天草は4回目の倉庫行きです。 梅雨明け後には晴れが続きますが、紫外線が強すぎて仕上がった天草が白くなります。
5〜6月の太陽光線でなければ、最上の天草はできないとおもっていますので、1日の晴れを無駄にしないようにと奮闘中です。
6月2日・本日ネット販売用の全ての天草が仕上がり、ほっとしています。すこし白くし過ぎかとの懸念はありますが、一冬越させて飴色になってくれることを期待しています。(今年の天草は来年以降から販売します)
まもなく入梅に入り、てんぐさ漁は小休止しますが梅雨明け後の夏草採取〜10月末まで漁期があります。むりせず 気長に仕事しようとおもっています。


